タイ IRPC

タイ国営石油(PTT)では現在傘下にある石油化学&製油大手のIRPC(IRPC)の
株式保有比率を36.1%から50%までに引き上げるとコメントしています。
IRPCの株価は+9.4%増となっています。
PTT会長のNorkhun Sitthipong氏はIRPC社の大株主群である、
政府年金基金Government Pension Fundや
政府貯蓄銀行Government Savings Bank、
政府系投資信託のVayupak Fundとの交渉になるとしています。

Government Pension Fundは5.88%を保有、
Government Savings Bank は9.69%
Vayupak Fund は7%をそれぞれ保有しています。

背景としてはIRPCの負債返却が順調であること、また2011年度からはポリマーの
需要が大きく伸び、IRPCの業績も高まることを予想しているとしています。

また代表取締役のPailin Chuchottaworn氏はIRPCでは2011年度から高付加価値
のポリマー生産を増産し、総売り上げの1%以上を確保するとしています。

IRPCは旧社名Thai Petrochemicals Industry Coで石油化学業界大手企業
でしたが、1997年のアジア通貨危機で債務不履行に陥り裁判所の判決を得て、
PTTタイ国営石油が買い取る運びになりました。

また最後に、PTTではIRPC(IRPC)、PTTケミカル(PTTCH)、
PTTアロマテイクス&リファイニング(PTTAR)、タイオイル(TOP)の
4つの子会社を統合していくことを発表済みです。