タイ・セントラル・ケミカル(TCCC)

化学肥料大手タイ・セントラル・ケミカル(TCCC)や
パーム油製造大手ラム・スーン(LST)の株価が上昇しています。

背景にはタイ国営通信によるとタイ政府は世界的な農産物価格の高騰から、
タイ国内で管理していた肥料価格、パーム油価格の値上げを段階的に認めていく
方針を固めたと発表しています。

アピシット首相からの提案でミルク、学生服衣料、肥料、殺虫剤、パーム油
などの価格は国際原料価格が高騰したために製品マージンが低下している、
そのためタイ国内の統制価格も徐々に引き上げるとしています。

パーム油は現在1リットル38バーツ前後で取引されており、実勢価格と
かけ離れています。
そのため裏業者では高価格で販売する業者も出てきています。

タイ・セントラル・ケミカル(TCCC)の2010年第3四半期までの業績は
売上で157億4300万バーツ 純利益では16億4800万バーツと好調です。

ラム・スーン(LST)の2010年第3四半期までの業績は
売上56億6200万バーツで 純利益では2億3400万バーツとなっています。

またパーム油の貯蓄は70,000トンしかなく、通常の12万~13万トンから大きく
下落しています。
大規模な雨天、洪水の影響もあり、2010年度のパーム油生産量は170万トンを
予測していましたが、100万トンは食品業界へ、60万トンはバイオディーゼル
などに利用され、需要が高くなりました。