キアナンキン銀行(KK)では証券会社のパタラ・キャピタル(PHATRA)の
完全合併を目指して2012年8月までに完了させるとしています。
キアナキン銀行の頭取Tawatchai Sudtikitpisa氏は合併完了後に
タイ証券取引所から上場廃止させるとしています。

キアナキン銀行とパタラ・キャピタルは2011年度12月に統合に関する覚書を
締結したと発表しています。取引金額は70億バーツでした。

証券事業と銀行事業が組み合わさることで相乗効果が大きく見込めると
しています。
キアナキン銀行の総預かり資産は690億バーツになるとしています。

貸し出しローン総額は1350億バーツで主にハイヤーパーチェスローンが
70％を占めるとしています。残り30％は中小企業支援ローンになると
しています。

今後は競争激化するハイヤーパーチェスローンよりもKK Bizブランドを
活かした融資を増やしていくとしています。
5つの分野に絞り、不動産開発事業ローン、アパートメント事業ローン、
運輸関連事業ローン、印刷事業ローン運転資金ローンに回していくとしています。