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フィリピン航空 企業解説

1941年にフィリピン航空はアジア初の航空会社として誕生。
2014年現在は、35都市に国際線を就航し、32都市に国内線を就航しています。
同社はフィリピンを代表するフルサービス航空会社で、現地の富豪、ルシオ・タン
氏が51%、飲料大手のサンミゲル・グループが49%を出資しています。

セブ・パシフィック航空をはじめとする格安航空会社LCCの台頭などで経営環境が
厳しくなっています。
この構図はマレーシア航空と似ています。

親会社は1930年に設立されたPal Holdings Inc(PAL)で航空事業、輸送事業を
フィリピン、海外で展開しています。
従業員は3900名以上。2013年度の通年の業績は売上で716億7820万ペソ。
純利益で-155億3000万ペソと2年連続の赤字になっています。
旧社名Baguio Gold Holdings Corporationで2007年度にPAL Holdingsへ
変更しています。
Trustmark Holdings Corporation(ルシオ・タン氏の所有する企業)が
株主です。

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