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インドネシアのアンカサ·プラ社がスカルノハッタ国際空港の拡張支援のため1.5兆ルピアを調達

インドネシア国営である空港運営PTアンカサ·プラII
PT Angkasa Pura II(AP II)はスカルノハッタ国際空港の拡張を支援するため、
金融機関PT Bank·Internasional Indonesia(BII)からRp1.5兆ルピアを調達
しています。
AP II代表取締役Tri S. Sunoko氏とBII頭取のTaswin Zakaria氏が融資合意書
にサインをしています。

PT Bank Internasional Indonesia(BNII)はインドネシア証券取引所(IDX)上場
の金融機関で1959年設立。
フルバンキングサービスを提供していて、2013年末時点で79支店、327サブ支店、
5つのシャリア支店など展開しています。
同銀行はマレーシアのマラヤンバンクMalayan Banking Berhadの子会社になります。
総資産は140兆ルピアです。

今回の融資によりスカルノハッタのターミナル3の拡張展開を完了するために役立つと
しています。
AP II社では2010年~2016年までにおよそRp26.2兆ルピアを開発工事へ投資。
そのうち2014年度は11兆ルピアを割り当てています。
第3ターミナルの工事完了後は年間2500万人が利用可能な空港へ生まれ変わると
しています。
2015年年末には工事は終了し、その後はターミナル1、ターミナル2の改修へ移り、
全てのターミナルを統合出来るようなインフラを構築します。
2020年までには完了予定で、総受け入れ旅客数は2014年度の2200万人から6100万人
まで増加させるとしています。

AP IIの計画ではスカルノハッタ国際空港第1ターミナルを2017年までに1800万人収容可能
第2ターミナルを2016年までに1900万人収容可能にするとしています。

AP IIは2014年時点でインドネシアの西部13の空港管理をしていて、北スマトラの
クアラナム国際空港、リアウ島のラジャ・ハジ・フィサビッリラー空港
西スマトラのミナンカバウ国際空港、南スマトラのスルタン ムハンマド バダルディンII
空港、西ジャワのフセイン・サストラネガラ国際空港などを運営しています。

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