タイの航空業界セクターは15年時点で2つの不安要素

タイの航空業界セクターは15年時点で2つの不安要素を抱えていて、
そのためのネガティブな評価を受けています。

1つは15年6月にInternational Civil Aviation Organization
国際民間航空機関(ICAO)は、タイを安全に対して重大な懸念がある
国に指定しました。
これまでICAOはタイ航空局Department of Civil Aviationに
対して3月に重大な安全上の懸念SSCを指摘。
同機関では90日間の猶予内に改善が行われなかったため、
指定をしたとしています。

このため世界の各国では今後、新規就航に関する乗り入れを
禁止していく可能性が大きくなりました。
結果としてタイ観光産業を中心に影響が出る可能性があります。

もう一つはMERS:中東呼吸器症候群の第1号患者が報道されたことが
あります。
この患者は中東オマーン出身の75歳の男性で、
感染の広がりは見せていません。

タイの上場する航空会社タイ国際航空(THAI)、エアアジアタイ(AAV)、
バンコク航空(BA)は通常通りの運航ですが今後、MERSの感染や広がり
によってはタイ国営空港エアポートオブタイランド(AOT)などにも
影響が出る可能性があるとしています。

一方で良い要素もあり、2015年1月~6月までタイを訪れた外国人
旅行者が1400万以上になったとして、2015年度の外国人旅行者数は
2880万人まで伸びると予想しています。