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インドネシアの国営有料道路事業者ジャサマルガ道路プロジェクトの資金調達

国営有料道路事業者ジャサマルガ(JASA)では、主要道路プロジェクトの
資金を調達するため地場金融機関よりシンジケートローンで
2兆8500億ルピア(2億1319万USドル)を調達しました。
シンジケートローンにはマンディリ銀行(BMRI)、
バンク·ラクヤットインドネシア(BBRI)、バンク·ネガラインドネシア
(BBNI)とメダン地場のBank Sumatera Utarが参加します。

調達した資金はジャサマルガ社が開発予定のMedan-Kuala
Namu-Tebing Tinggi有料高速道路や北スマトラ県の地域での
開発資金に利用される予定です。
各行それぞれ8500億ルピアを提供。
スマテラ・ウタラ銀行は3000億ルピアを提供します。

今回の長期融資はインベストメントローンの形で提供され、
10年後に満期を迎えます。
70%はプロジェクトコスト4.7兆ルピアで30%はジャサマルガ社の
内部留保資金で建設します。
Medan地区-Kuala Namu地区-Tebing Tinggi地区道路の総延長は
61.7キロになる見通しです。

インドネシア政府はさらに17.8キロの道路をジャサマルガ社が含む
コンソーシアムで建設予定で建設会社のペンバグナン・ペルマハーン
Pembangunan Perumahan(PTPP)、ワスキタ・カルヤWaskita Karya(WIKA)
フタマ・カルヤHutama Karya(未上場)などが参画します。
43.9キロの道路建設を請け負う計画です。

ジャサマルガ社(JASA)社はインドネシア国内の有料高速道路大手企業で、
有料道路の建設・開発、メンテナンス、管理をインドネシア国内で
展開しています。

運営している有料道路は26あり、マネジメント、休憩エリア、
ガソリンスタンドなど付随する業務も行っています。
不動産開発、広告事業なども運営します。
2014年度の業績は売上で9兆709億ルピア、
純利益では1兆4034億ルピアでした。

フタマ・カルヤHutama Karya(Persero)社はインドネシアのゼネコン、
エンジニアリング、建設企業でインドネシアで展開しています。
道路、陸橋、高層ビル、リゾートホテル開発、灌漑システム、
港湾施設建設などを行います。

ペンバグナン・ペルマハーンPembangunan Perumahan(PTPP)社は
主に建設サービス、不動産開発をインドネシア国内で展開していて、
建設、エンジニアリング、不動産開発、プレキャストなどを手掛けます。
大規模建設と同時に発電事業で水力、火力発電事業も進めています。

2014年度の業績は売上で12兆4273億ルピア、
純利益では5319億ルピアとなっています。
同社では2015年度上半期で15兆ルピアを目指すとしています。
最終的な売上は19兆ルピアを目指します。
2015年度は子会社のPP Properti社(PPRO)がインドネシア証券取引所
(IDX)にIPOしています。

ワスキタ・カルヤWaskita Karya(WSKT)社は2014年度の通年の業績は
売上で10兆2868億ルピア、純利益で5015億ルピアとなっています。
建設業界大手で建設、ビルリース、プレキャストの3つを事業域に
しています。
オフィスビル、高層住宅、病院、大学、商業施設などの建設から
水力・火力発電、インフラプロジェクト案件まで幅広く扱います。
1961年に設立されました。

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