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インドネシア国内不動産大手のシプトラ・グループ子会社の子会社のシプトラ・レジデンスの上場計画見直し

インドネシア国内不動産大手のシプトラ・グループ
Ciputra Groupでは子会社の一つを上場させる予定でしたが、
見送るとしています。
全体の持ち株会社であるシプトラ・デベロップメント
Ciputra Development(CTRA)では子会社のシプトラ・レジデンス
Ciputra Residence社をインドネシア証券取引所(IDX)に上場させる
計画でしたが、中断することを発表しました。

15年度の証券市場の状況と、経済環境を鑑みて取りやめました。
シプトラ・デベロップメント(CTRA)では子会社のシプトラ・プロパティ
Ciputra Property(CTRP)、シプトラスリヤCiputra Surya(CTRS)の
2社をインドネシア証券取引所(IDX)に上場しています。
3社目を上場させる計画でした。

インドネシア証券取引所(IDX)のジャカルタ総合指数JCIは既に年初から
18%下落していて、不動産セクターでも17%下落、時期が早いと
判断しました。

総合企業のCiputra Development(CTRA)は2014年度の業績は売上で
6兆3440億ルピア、純利益では1兆3249億ルピアでした。
Ciputra Property(CTRP)では2014年度の業績は売上で1兆6660億ルピアで、
純利益では3938億ルピアでした。
Ciputra Surya(CTRS)では2014年度の業績は売上で1兆7132億ルピアで、
純利益5220億ルピアでした。

Ciputra Residence(CTRA)は第3位の売上規模で1~6月期9099億ルピア、
純利益では2762億ルピアでした。
総資産が15年6月時点で5兆4400億ルピアとなっています。

15年度は大手企業の子会社が景況を理由として上場計画の延期や
取り止めが相次いでいます。
インドネシア証券取引所(IDX)ではIPO実施企業は20社程度に落ち込むと
予測しています。
当初の32社から大幅に下方修正しました。

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