タイの鉄鋼大手サハヴィリヤ・スチールが会社更生の申請

タイの鉄鋼大手サハヴィリヤ・スチールが英国の子会社の
会社更生の申請をしています。
同社は9月に英国にあるスラブ生産工場の生産中止を決定したばかりでした。

サハヴィリヤスチール社はタイの熱延生産最大手企業で、
同社を経営するのはウィット・ヴィリヤプラパイキットCEOです。
1990年にサハヴィリヤ・グループとイタリア系企業(IRI)とが熱延鋼板
(Hot Roll Coil)の製鋼工場を建設するために誕生しました。
その後はIRIが撤退し、現在はサハヴィリヤ・グループが主要株主となっています。
熱延鋼板は、自動車鋼板、船、コンテナーのボディ材料、
また、冷延広幅帯鋼(CRC)工場で使用される基礎原料になります。
鉄鋼の生産工場はPrachuab Khirikarn(プラチュアプキリカン県)、
タイ証券取引所には1994年上場。

2011年3月にはイギリス鉄鋼メーカーを約5億ドルで買収。
インドの製鉄大手タタ・スチール子会社のコーラス社の英国内にある
ティーサイド製鉄所購入を果たしましたが、鋼材市場の下落などで苦境に立たされました。
2015年度9月にはイギリスのサハヴィリヤ・スチール・インダストリーズUKの操業を
中止したことを発表しています。

2015年度上半期の売上では229億2100万バーツ、
純利益マイナスの-62億6180万バーツとなっています。