タイの石油精製、石油化学大手のIRPC、利幅の高い商品へシフトを進める

2015年度は世界の原油価格の大幅下落などで石油精製、石油化学大手の
IRPC(IRPC)が利幅の高い商品へシフトを進めています。
中国経済の鈍化でも同社の見通しはポジティブになると予想しています。

IRPC(IRPC)社では2月に2015年度の業績発表を行いますが、
2015年度の1月~9月期の業績は売上で1700億7800万バーツ、
純利益では89億5400万バーツでした。
2014年度の業績は売上で2873億9500万バーツ、
純利益はマイナスの52億3400万バーツの赤字でした。

15年度第4四半期は製油所のメンテナンスによる閉鎖期間があったものの、
石油価格下落でも利幅をきちんと取れたとしています。
16年度の予想純利益は36億バーツ規模(1億ドル規模)まで期待できる
としてさらなる挑戦を続けると発表しています。

2020年度までに3億ドルの利益を出す企業戦略と製品開発を進めます。
同社のメイン輸出先が中国であり、15年度は石油化学品の40%が中国向けで、
14年度は60%もありました。
同社はASEAN各国へシフトを進める考えです。

IRPC社は旧社名がTPIグループでThai Petrochemical Industry Public
Company Limitedでしたが、アジア通貨危機の際に巨額の負債を抱え、
債務不履行となりました。
債券をPTT社が買い取ることで、IRPC社と社名変更。
PTTグループの製油・石油化学部門になりました。