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ASEAN最新動向

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タイのCPフーズがエビ事業分野を強化、海外ではM&Aを積極的に進める

チャロンポカパン・フーズ(CPF)は2016年~20年の期間で
500億バーツを投資してグループ内の企業成長を目指します。
海外案件ではM&A戦略を積極的に進めます。

同社は2016年度売上目標前年比+10~15%を目指し、
特にエビ事業分野関連の成長を拡大させます。
2015年度業績は売上4394億バーツ、純利益110億バーツでした。

2016年度第1四半期では売上1,055億バーツ、純利益37億バーツと
なっています。
タイ国内での売上が+6%伸び、海外事業で+12%伸びました。

エビ事業に関しては数年前から流行していたEMS(Early Mortality
Syndrome:早期エビ死亡症候群)による影響がようやく回復傾向に
あります。

チャロンポカパーン・グループのチャロンポカパーンフーズ(CPF)は
農業分野の旗艦企業で、2016年現在タニン・ジラワノン
Dhanin Chearavanont会長が率いています。
同グループは謝家(チエンワノン家)が基礎を作ったコングロマリット
(複合企業)で家畜用飼料の製造業者として設立しました。
その後多角化を進め、エビの養殖・販売や鶏肉の生産・加工・販売
なども取り扱います。

農業分野以外に食料品分野を中核事業とした8つの分野で事業を展開、
通信分野“TRUE Group”、不動産分野”CP Land”、コンビニ分野”CPALL”
などに進出し、農業、食品、小売り、外食レストラン、不動産、
携帯・固定通信、工業・ゴム製品、有料放送といった幅広い事業を
手掛けています。

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