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タイの不動産開発各社、2016年度第2四半期の様子

タイの不動産開発会社各社では2016年度の第2四半期以降積極的な
計画を打ち出し、1700億バーツを越える住宅プロジェクトを
発表しています。
一方、販売戸数は第1四半期の減税政策が4月末で切れたため、
一息ついている状況です。

タイの高級物件を扱うサンシリ(SIRI)では13の新規住宅
プロジェクトを発表。
合計金額は374億バーツになります。
同社のプレセール目標は420億バーツを目指します。
第1四半期業績は売上76億8500万バーツ、純利益5億5600万バーツでした。

タイで売上規模最大手のプルックサーリアルエステイト(PS)では、
下半期38の新規物件を発表予定、合計金額は300億バーツになる
見通しです。
同社のプレセール目標は510億バーツを目指します。

中間層・低所得層向けのLPNデベロップメント社(LPN)では、
6つのコンドミニアム開発、70億バーツ分を投入予定です。
代表取締役のOpas Sripayak氏は下半期から業績はゆるやかに
回復すると予測しています。
第1四半期業績は売上44億2800万バーツ、
純利益7億0400万バーツでした。

タイ政府住宅銀行Government Housing Bank傘下の
Real Estate Information Centre(REIC)では、
バンコク首都圏内で16年1月~5月に123プロジェクト、
29,380戸数が発表されたとしています。
昨年比マイナス22%となっています。

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