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消費者金融のアイラ・アイフルがタイ証券取引所二部市上場を検討

消費者金融のアイラ・アイフルAira&Aiful社はタイ証券取引所二部
市場上場を検討しています。
同社はブランド名”A-Money”をバンコク首都圏を中心に展開していて、
CEOのKatsuhiko Madono氏が3年の事業計画を発表しています。

同社は2016年時点で6万件口座開設に成功、2018年度までに50万件
獲得を目指します。
取引額は10億バーツから50億バーツへ増加させます。

ただし、新規上場には新しい基準が導入され3年連続の純利益が
必要となります。
同社は3年後には純利益が出せると見込んでおり、黒字化準備が
難しくなった場合は、上場計画を見直しタイのローカル金融機関、
または日本の銀行から資金借り入れを目指します。
2016年後半からは地方への進出を積極的に進め、61店舗の支店を
今後150店舗まで増加させる計画です。

アイラ・アイフルは3~5年以内にパーソナルローン市場トップ3に
ランクすることを目指します。
月額収入が低い層をファーストターゲットとし、次に中間層を狙います。
オンラインによる宣伝や知名度向上も進めていくとし、バンコク首都圏
を中心にオンラインチャネルを追加します。
また、タナチャート銀行(TCAP)と提携し現金引き出しを同行ATM、
およそ2000台からも可能にします。

アイラ&アイフル社は日本のアイフルとタイ証券取引所二部市場
MAI上場のアイラ・キャピタル(AIRA)の合弁会社で2014年12月に
資本金10億バーツで設立されました。
個人向け無担保融資業務を行っています。

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