プミポン国王崩御に関する情報整理―(4)タイ経済全体への影響

国民全体が喪に服し自粛ムードが高まることにより、
高級志向の不動産、高級自動車、高級時計・小売り関係
などは冷え込む可能性が高い。
また、イベント・興業系で事業を成している企業、
広告関連なども影響を受ける可能性がある。

金融関係、小売り関係、王室に関する銘柄が売られたものの、
14日現在は回復・反発の方向へ向かっている。

ただし、消費冷え込みによる副次的恩恵を受ける可能性のある
ものとして、インターネットサービス、デリバリー関連、
室内サービス関連、ささやかに楽しむイベントなどのニーズが
逆に高まることも予想されている。

14日時点で黒いシャツがほぼ売れ切れてしまった、
黒い服の値段が高騰しているとのニュースが流れている。
また、お寺・弔問のための花関連事業は好調になると
分析されている。

10月13日には1972年に国王がワチラロンコン皇太子を王位継承者に
指名したことを指摘し、憲法・法律に従い、手続きを進めると述べた。

14日午後にはプミポン国王の棺を運ぶ車列がバンコクの
チャオプラヤ川西岸のシリラート病院を出発し、
チャオプラヤ川東岸の王宮に向かった。
経路のアルンアマリン通り、ピンクラオ通り、ラチャダムヌンナイ通り
などは一時通行止め。
王宮では午後5時からワチラロンコン皇太子らによる儀式が行われ、 
タイ軍事政権は14日を官公庁の公休日とした。