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バンコク都下における排水処理料金の徴収に関して

バンコク都庁ではタイの軍事政権下で発令可能な憲法44条を
もって、排水処理にかかる料金の値上げを検討しています。

バンコク都庁排水・下水の部門の副局長Suthimon Kasetsomboon氏
は、各都市の家庭からの排水処理に関する手数料を徴収・上乗せ
すべきとし、タイ首相発令による政策実施で速やかにタイ・バンコク
の環境問題に対処できるとしています。

1世帯では1か月当たり平均10立方mの排水を出しており、
各世帯30バーツ程度の負担になるとしていて、首相権限で
発令されればバンコク首都圏水道公社(MWA)に権限を与えて
毎月水道料金の一部として排水処理料を収集することが
可能になります。
集まった資金はバンコク都が運営する排水処理施設の
運営資金となります。

これまでバンコク都庁では2004年に排水処理料金の
徴収要請をバンコク首都圏の水道公社へ依頼をしてきましたが、
同公社側は反対の姿勢を示してきました。

排水処理施設は16年時点で8つあります。
Nong Khaem、Rattanakosin、Si Phraya、Chatuchak、
Din Daeng、Chong Nonsi、Thung Khruにあり、
全てバンコク都庁側が管理しています。

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