タイ国営石油とマレーシアのペトロナスは15年間の天然ガス購入契約

タイ国営石油(PTT)社とマレーシアの国営エネルギー大手、
ペトロナス(未上場)は15年間の天然ガス購入契約を
結んでいます。
ペトロナス側が2017年1月よりLPGの供給を行います。

プラユット首相は”Thailand 4.0″スキームにより、
特別経済開発区においてエネルギー需要が高まることが
予想され、今後のエネルギー備蓄政策にも有用な関係を
構築したいとしています。

ペトロナス社はマレーシア最大のエネルギー企業で
1974年に創設。
マレーシアの石油及びガス供給を行う国営企業で、
世界でも有数のエネルギー企業の1つです。
2014年度業績は売上3291億リンギ、純利益476億リンギに
なっています。
近年は石油価格下落の影響もあり業績も低下しています。

タイ政府では国家天然ガスプラン2015年を発表していて、
天然ガス需要は2036年度までに4344百万立方フィート/日から、
5062百万立方フィート/日まで増加すると見込まれています。
LNGの輸入も現在1350万トンから、2022年度までに1740万トン
まで上昇する見通しです。

タイ政府では天然ガスの依存比率を下げたい意向ですが、
タイ発電公社(EGAT)が進めようとしているクラビ県などでの
石炭火力発電事業は地元住民の反発が根強い状況となっています。