タイ南部に限定して寄付控除、緊急支援を決定

タイの南部洪水被害による被災規模が拡大していることを受けて
タイ政府では被災者支援を目的としてタイ南部被災者向け寄付を
した個人・法人に最大で1.5倍の所得控除などを行うと
発表しています。

プラユット首相はタイ南部の洪水は過去30年のなかでも大きく
1989年に発生したタイ南部水害に匹敵するため、復興予算を組み、
早急にインフラ復旧、被災者への支援を進めるとしています。

※半島のタイ南部は山地が多く、熱帯性暴風雨の影響を
受けやすい地理になっていて、地滑り及び洪水の被害が毎年小規模に
発生してきました。
過去最大の被害は1989年の台風「ゲイ」号によるもので、
タイのチュンポーン県を横断し、被災総額4億8000万USドル、
死者数602人に及ぶ大きな被害を引き起こしました。

既にタイ南部では食糧支援の動き、船の提供、排水ポンプ機器の提供、
ヘリコプターなどが投入されています。
1月12日以降も被災者は増えていて36名死亡、タイ南部の約40万世帯
120万人が被害を受けたとしています。
しばらくは強い雨が断続的に続く見通しで、タイ政府は軍隊も投入し、
被災者救助や被害拡大防止、インフラ復旧を進めています。