タタ・スチールタイランド2017年度通年の業績は売上10%増予測

タイの上場企業でタタ・スチール傘下のタタ・スチールタイランド
Tata Steel Thailand(TSTH)社では2017年度通年の業績は
売上10%増になると予測しています。
2016年度通年では160億バーツとなっていました。
背景にはタイ政府のインフラプロジェクト実施、タイ南部洪水被害
からの復旧を挙げています。

2016年度第3四半期までの業績は売上138億9300万バーツ、
純利益6億3700万バーツでした。
同社の決算月は3月末となっています。
ただし、中国での鉄鋼品生産過剰の影響も考慮し、生産能力を
上げる新規投資はしないとしています。

中国からの安価な鉄鋼品がタイ国内および世界の鉄鋼市場に
影響し続けています。
タイ政府による反ダンピング措置実施にもかかわらず、
鉄鋼品価格はわずかに上昇したのみにとどまっています。

タイ国内での鉄鋼品市場は年間1600万~1700万トンを
消費する見通しですが、さらに190万トンが必要になると
予測されています。
タタ・スチール社では2016年に130万トンを供給、
生産能力は170万トンになっています。