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タイの国際空港を管理するエアポートオブタイランド、企業解説

タイの国際空港を管理するエアポートオブタイランドAirports of 
Thailand(AOT)では2017年第1四半期(16年10月~12月)の業績を
発表しています。
売上は前年比6%増で131億8500万バーツ、純利益は前年比0.7%増で
50億9800万バーツでした。
10月にはプミポン国王崩御に伴い、旅行系などレジャー自粛傾向が
ありましたが、それでも増収増益の業績を残しています。

AOT社はバンコク首都圏スワンナプーム国際空港、ドンムアン国際空港、
チェンマイ国際空港など6つの空港を管理しています。
同空港では安定した国内政治情勢もあり、政府の国内外の景気刺激
政策により、航空旅客需要を増加させてきているとコメントしています。

また、特にドンムアン空港では引き続きLCC航空利用数が増加すると
予想しています。
2017年度はドンムアン国際空港の第2ターミナル拡張と
プーケット国際空港国際線ターミナルの新規開設によってポジティブ
な業績が出せると見ています。
各空港での乗客数増加、および商業用賃貸面積増加が見込めます。

エアポートオブタイランドAirports of Thailand(AOT)空港公社は
国営企業で、上記の空港以外にもチェンマイ国際空港、ハジャイ国際空港、
チェンライ国際空港を運営しています。
1979年に設立、2002年に民営化されました。
タイ証券取引所(SET)には2004年にIPOを実施し上場しています。
タイの財務省が70%の株式を保有する大株主で、その後NVDRで3.4%を
保有しています。

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