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ASEAN最新動向

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タイの不動産開発上場企業大手10社で発表した2016年の合計売上

タイの不動産開発上場企業の大手10社で発表した2016年の
合計売上は2157億バーツでした。
前年比2.8%減となっています。
背景としては第4四半期での落ち込みが大きく、
予想以上に不動産業界の売上が落ち込んだためとしています。
タイ政府住宅銀行Government Housing Bank傘下の
Real Estate Information Centre(REIC)が
発表しています。

高級不動産の大手、Land and Houses(LH)、
中堅のSupalai(SPALI)、Property Perfect(PF)、SC Asset(SC)、
Ananda Development(ANAN)などは増収増益となっています。
Pruksa Holding(PSH)、Sansiri(SIRI)、Quality Houses(QH)、
LPN Development(LPN)の4社は減収減益でした。
AP (Thailand) (AP)では減収でしたが増益となっています。

2016年第4四半期は広告やキャンペーンを打てなかったため、
同社売上高と純利益は想定目標より低かったとプルックサー
ホールディング社(PSH)ではコメントしています。
また、通年でタイ国内の経済低迷と住宅購入意欲の減退が
各社業績に響いたとしています。
しかし、2017年は各社とも明るい展望を予測していて、
前年比+5%成長を期待しています。
トップ10社では224プロジェクト、合計で3147億バーツの開発を
計画しています。

サンシリ(SIRI)の代表取締役Srettha Thavisin氏も、
住宅購入需要は特にバンコクの高級住宅や、プーケット、
チェンマイなどの観光地セカンドハウス購入に興味を持って
投資する外国人投資家が増えると予測しています。

REICでは、新たな住宅プロジェクトは、2016年から最大で
前年比+12%、108,000戸数が投入されると予測しています。
中古住宅を含め180,000戸数が売買され、4660億バーツの金額が
動くとしています。

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