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ASEAN最新動向

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タイ、マレーシア、インドネシアでは天然ゴム価格の回復基調

東南アジア3か国(タイ、マレーシア、インドネシア)では
天然ゴム価格の回復基調を受け、共同で価格安定に努める考えです。
タイゴム協会Rubber Authority of Thailandは3か国で世界の
天然ゴム市場の70%を占める生産量を誇るため、協議をしておく
必要性を示唆しています。

タイ南部での豪雨による天然ゴム農園被害、世界的な景気回復などの
予測からゴム価格の上昇が期待されています。
マレーシア、インドネシアではこれまでゴム生産の減産政策を
指導してきました。
タイでは被害を受けた天然ゴム農家へ約100億バーツ以上の緊急融資を
進めています。

(タイの大手ゴム生産企業)
・スリトラン・アグロインダストリー(STA)社
タイ最大のゴム生産企業です。
タイとインドネシアに27箇所のゴム生産加工工場があり、
タイ証券取引所(SET)とシンガポール証券取引所(SGX)の2箇所に
上場中です。
タイ南部洪水による生産下落の影響は少ないとしています。
2016年度業績は売上779億700万バーツ、純利益―7億5700万バーツでした。

・ボン・ブンディットVon-Bundit(未上場)
1987年設立、タイ南部に本社を構える世界有数の天然ゴム加工・
輸出会社です。
プーケット島に拠点を置き世界的にも有名な企業で、
スラタニー県、クラビ、チュンポーン県などに6工場を展開しています。

・タイホア・ラバーThai Hua Rubber(未上場)
ゴム農園およびTSR、RSSの2つのゴム生産工場を有しています。

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