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タイの大手2社、BグリムとTOAペイントが上場予定

2017年7月以降にBグリム社とTOAペイントの上場が
予定されています。
Bグリム・パワーB.Grimm Power(BGRIM)社は
民間電力会社で、タイ東部の工業団地で発電所を
運営しています。
証券コードはBGRIMです。

同社は新規株式を発行し、引受先はアジア開発銀行、
ムアンタイ生命保険、タイ生命保険などの大手金融機関です。
総額は108億バーツ以上になる見込みです。
調達資金は借入金返済、新規発電投資に回す予定です。

Bグリム・パワー(BGRIM)社は17年時点で2,357MWの発電能力を
有し、長期目標で5,000 MW規模へ増加させる予定です。
2021年までに少なくとも15の発電所プロジェクトが開始され、
売電契約なども交わしている状態です。

タイ国内・東南アジアで塗料販売を手掛ける
TOAペイントTOA Paint (Thailand)(TOA)社も新規上場予定です。
同社は一般塗料から特殊塗料まで幅広く扱う塗料専門会社で、
不動産部門の建設資材セクターへ上場する予定です。

Tangkaravakoonファミリーが率いるTOAペイント社は少なくとも
4億USドル以上を調達見込みです。
同社は1964年に設立されました。
主な販売製品は”SuperShield””Duraclean””NanoShield”などで、
タイ国内のみならず、カンボジア、インドネシア、マレーシア、
ベトナムなどで販売しています。
海運・海上輸送船舶向けの塗料大手、Chugoku Marine Paints Ltd.
と提携もしています。

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