タイ国営石油はA-18ブロック地区の一時停止、S1地区は再開

タイのエネルギー企業、タイ国営石油(PTT)では、マレーシアとタイで
共同開発したMalaysia-Thailand Joint Development Area
(JDA)地区の開発生産を一時停止すると発表しました。
共同開発地区A-18ブロック地区はPTTとマレーシアのペトロナス・
カリガリPetronas Carigaliによって運営されています。

1日あたり約4億4000万立方フィートの天然ガスを生産しています。
今回の一時停止によってタイ南部チャナ地区2つの発電所に影響を
及ぼし、1日1億8000万立方フィート分の天然ガスが
供給されなくなります。

一方、子会社のPTT石油開発(PTTEP)は、タイエネルギー省の鉱物燃料
部門から許可を受けタイ内陸油田S1鉱区の開発を再開しています。
同地区は農業用地改革地区の対象地域であったため、一時的に
停止されていましたが、タイ政府の強権発動によって再開が
決定されました。

同地区では1日当たり約15,000バレルの平均原油販売量、
1日当たり約130トンの液化石油ガス販売量でしたが、
影響は軽微であるとしています。

PTTはタイ最大のエネルギー企業であり、2016年度業績は
売上1兆7371億4400万バーツ、純利益946億900万バーツでした。
PTTEPはその開発事業社で2016年度業績は
売上1530億4600万バーツ、純利益128億5900万バーツでした。