タイ国営石油は500億バーツの投資を実施予定、多角化を目指す

タイ国営石油(PTT)は、2017年から2021年にかけて
戦略的拡大のために500億バーツ以上を投資すると
発表しました。
500億バーツのうち、70%は既存のエネルギー部門で
石油基地の拡張、倉庫システム、物流および輸送の
改善等へ投資します。
残りの30%は海外投資と非石油事業に均等に分けて
投資します。

同社では非石油事業の可能性を重要視しています。
タイ国内だけではなくアジア各国への展開も視野に入れ、
太陽光発電、エネルギー貯蔵、カフェ・アマゾン、
電気自動車などのビジネスにも投資を進める予定です。

PTTの代表取締役Tevin Vongvanich氏は、タイエネルギー省が
推進している各家庭での太陽光発電設置事業への関心や、
エネルギー事業を展開する子会社グローバル・パワー・シナジー
Global Power Synergy(GPSC)社の成長などに期待しています。
グローバル・パワー・シナジー(GPSC)社は日本の一関で20.8MWの
太陽光発電事業を開発し、東北電力へ売電するとして20年契約を
結んでいます。

ガソリンスタンド事業では2016年末1,544箇所から
2021年末までに1,852箇所へ増加させます。
海外ではラオス、カンボジア、フィリピン、ミャンマーの合計で、
2016年末183箇所ら2021年末までに535箇所へ増加させる計画です。

カフェ・アマゾンは2016年末1,667店舗から17年内に2000店舗へ
増加する計画です。
これらの店舗の約1,700店舗がフランチャイズシステムで
運営されています。
海外展開ではラオス21店舗、カンボジア26店舗、フィリピン1店舗、
ミャンマー1店舗、日本1店舗となっています。

タイ国営石油(PTT)社の2016年度業績は売上1兆7188億バーツ、
純利益946億バーツでした。
世界的な原油価格変動の影響を受けて、売上は下がっています。