シンガポールの医療・観光産業に関して(1)IHHヘルスケア

シンガポールの投資銀行・証券会社、UOB Kay Hianによると、
シンガポールの医療観光産業はマレーシア医療企業との
厳しい地域競争の中で成長スピードが減速すると予想されています。
シンガポール医療産業の低調な見通しは、外国人旅行患者数の伸びが
減退するために起こるとしています。

マレーシア資本の大手医療グループIHHヘルスケア(Q0F)は、
シンガポール証券取引所、マレーシア証券取引所(BURSA)に
上場する東南アジア有数の医療グループです。

シンガポールにあるParkway Pantai病院、欧州展開する
Acibadem Holdings医療グループ、IMU Health(マレーシア)
などを傘下に収めています。
世界10カ国以上で拠点を持ち、10,000床以上、50以上の医療施設
を運営しています。

クアラルンプールではInternational Medical Universityを
経営しており、トルコ最大の民間医療企業、Acıbadem Healthcare
Groupも所有しています。
IHHの大株主はマレーシア政府系投資機関、三井物産、
米国シティグループです。

IHH Healthcare Bhd社(Q0F)のシンガポール部門では、
2013年40%が外国人患者比率でしたが、2016年は30%まで
下落しています。
四半期売上高の伸び率も、2013年~2014年間は平均5%成長
でしたが、2015年~2016年にかけては1%~2%成長へと
低下しています。
2016年度業績は売上100億2200万リンギ、
純利益6億1200万リンギでした。