タイ中央銀行では2017年以降のクレジットカード利用限度額引き下げ

タイ中央銀行Bank of Thailandでは2017年9月以降の
クレジットカード利用限度額、融資限度額を引き下げること
を決定しました。
これにより個人債務、世帯債務の比率引き下げを目指します。
タイ人世帯債務が年々上昇していることを受けての措置です。

タイ中央銀行の統計では、2009年以降一人あたり負債額が
増え続け、2016年度では15万バーツ以上にもなっています。

クレジットカード利用限度額は月収の5倍までとされていましたが、
17年9月以降の規制では月収3万バーツ以下は月収の1.5倍まで、
月収3~5万バーツの場合は月収の3倍まで、月収5万バーツ以上の
場合は月収の5倍までと設定されました。
また個人ローンでも収入に応じ限度額が設定されました。

借り入れは月収3万バーツ以下の場合、最大3社の個人ローン会社に
限定されます。
しかし、大手消費者金融系企業に影響が出て来ると同時に、
事業免許を持たない闇金融や質屋系の会社へ消費者が流れてしまう
懸念も出ています。

タイで上場しているクレジットカード系、消費者金融系企業は
以下のようなものがあります。
イオン・タナシンサップAeon Thana Sinsap(THAILAND)(AEONTS)
2016年度業績:売上168億9800万バーツ、純利益24億4600万バーツ
クルンタイカードKrungthai Card(KTC)
2016年度業績:売上150億6200万バーツ、純利益24億9400万バーツ
アジアキャピタルグループAsia Capital Group(ACAP)
2016年度業績:売上4億2100万バーツ、純利益1億7400万バーツ