タイの上場企業、ビッグカメラ代表と役員がインサイダー取引で課徴金

タイの上場企業、ビッグカメラBig Camera Corporation(BIG)の
取締役が株価の不正操作、インサイダー取引により不正に625万バーツ
を得たとして多額の罰金が科せられています。

タイ証券取引所(SET)の報告では、代表取締役、
Thanasit Thienkanjanawong氏、取締役のChitchai Thienkanjanawong
氏の2名は、2015年に株式が大きく売却される情報を事前に入手し、
不正な利益を得たとしています。

2015年度の業績は売上42億4800万バーツ、純利益4億5900万バーツと
前年比で大きく純利益が伸びており、この時2名は不正に株式利益を得た
としています。
タイ証券委員会では情報公開される前に取引を大きく行い、
他の投資家に対して著しい不利益を与えたと判断しました。

「1992年タイ証券取引法第241条」に違法であり、「第296条および第296/2条」
に基づく罰金責任があり、「第317条/1節、第317/4節および第317/5節」
を根拠とすると発表しています。
加えてタイ証券委員会は、Thanasit氏とChitchai氏の2名に
上場会社取締役または役員となることを1年間禁止すると発表しました。

Big Camera Corporation(BIG)社はタイ資本企業で、
旧社名はサンウッドインダストリーズSun Wood Industries社
(SUN)でした。
サンウッド社は2014年に破綻し、Big Camera Corporation(BIG)社
が買い取りました。
同社はカメラ製品、IT製品、携帯電話製品、家電などの販売チェーンを
展開し、富士フィルムとも提携しています。
2016年度業績は売上56億6300万バーツ、純利益8億4600万バーツでした。