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フィリピンのゴコンウェイ財閥の一つ、セブ・エアー、企業解説

フィリピンのゴコンウェイ財閥の一つで、セブ・パシフィック
航空ブランドを展開するセブ・エアーCebu Air(CEB)は、
セブ島を中心にフィリピン国内便・国際便を展開するLCCの
一つです。

フラッグキャリアであるフィリピン航空よりも事業拡大を
積極的に進めています。
フィリピン国内便は57都市、国際便は37都市で展開し、
便数は週あたり2652便となっています。
主にマニラ首都圏のパサイ市にあるニノイ・アキノ国際空港
(NAIA)第3ターミナルと第4ターミナル、マクタン・セブ国際空港
などを含む7つのハブで展開しています。

同社は航空機52機以上を運行しており、10機のAirbusA319、
29機のAirbusA320、8機のATR72-500、5機のAirbusA330を
保有しています。

セブ・エアーはゴコンウェイ財閥が経営する
JGサミットホールディングスの子会社です。
同財閥はフィリピンに拠点を置く中国系フィリピン人の
富豪です。

セブ・エアーは1988年8月に設立、1991年に運航を認める
法案が議会で承認され、1996年3月に第一便が運航開始しました。
フィリピン政府の規制緩和を受けてフィリピン国内線市場に
参入しました。
日本にも東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部などへ
就航しています。
2016年度業績は売上618億9900万ペソ、
純利益97億5400万ペソでした。

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