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タイで温熱ヒーター・温水器を展開するドイツ系資本スティーベルエルトロン、企業解説

タイ国内で温熱ヒーター・温水器を展開しているドイツ系資本の
スティーベルエルトロンStiebel Eltron(未上場)は
タイ南部への進出・支店展開を進めています。

同社では今後タイ南部でホテル、不動産開発が成長すると分析し、
バンコク首都圏以外への展開を進めます。
同社総売上の16%がタイ南部にあるとし、さらに増やしていく
考えです。
特にプーケット県では所得の高い層が増えていて、同社製品シェア
30%となっています。

タイではまだ温水シャワー器の普及が少ないものの、
欧米系ではエレクトロラックス、日系ではパナソニック、シャープ、
日立などのブランドが販売されています。
タイ資本ではMazuma(Thailand)社、Smart Electrical Supplies社
(Clarteブランド)、SAFEブランドThiensurat(TSR)社、
Filter Vision(FVC)社などが販売しています。

SAFEブランドで展開するThiensurat(TSR)社は浄水器と温水器、
そして家電の販売代理事業を展開しています。
2016年度業績は売上18億6400万バーツ、
純利益8000万バーツでした。

浄水器をメインで販売しているFilter Vision(FVC)社は
200店舗以上をタイ国内で展開しています。
2016年度業績は売上3億9700万バーツ、
純利益1200万バーツでした。

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