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インドネシアの財閥、リッポー・グループが病院運営事業拡大

インドネシアの大手財閥、リッポー・グループが病院運営事業を
拡大します。
同社は病院事業を傘下の不動産開発企業、リッポー・カラワチを
通じ、シロアム・インターナショナルホスピタル
PT Siloam International Hospitals(SILO)を
展開しています。

同社はインドネシアでも数少ない証券取引所上場の
病院企業です。
1996年設立、タンゲランに本拠地を置き従業員数は
7500名以上抱えています。
病院経営、ヘルスケア事業、政府系医療プログラムなどを提供し、
病院では神経科、脳外科、心臓外科、整形外科、泌尿器科、出産、
肝臓、がん治療など幅広く手掛けています。

主な展開病院はSiloam Hospital Lippo Village、
Siloam Hospital Garden Orange、
Mochtar Riady Comprehensive Cancer Centre、
Siloam Hospital Surabaya、Siloam Hospital Makassar、
Siloam Hospital Denpasar、Siloam Hospital Cikarang、
Siloam Hospital Balikpapan、Siloam Hospital Palembang
などで、それぞれ増収増益、二桁成長を続けています。
2016年度業績は売上5兆1680億ルピア、
純利益704億ルピアでした。

リッポー・グループは今後アジア圏で病院事業を拡大する方針です。
2017年内には伊藤忠商事と事業統括する合弁会社を設立します。
病院事業リッポー・カラワチ(LPKR)と伊藤忠商事が業務提携し、
シンガポールなどで複数の病院を共同買収する方針を出しています。
また同年、中国企業とも提携を発表しています。
中国国有の招商局集団と提携することで中国でも病院運営に
参画します。

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