タイの英字紙新聞大手、ネーション・マルチメディアは18年度業績回復を期待

タイの英字紙新聞・メディア大手のネーション・マルチメディア・
グループNation Multimedia Group(NMG)は2017年第3四半期の
業績を発表しています。
売上3億8700万バーツ、総コスト21億7100万バーツ、
純利益-17億8700万バーツでした。

これにより17年1月~9月までの業績は売上13億6300万バーツ、
純利益-21億3500万バーツという大幅な赤字でした。
しかし同社では17年度に実施した大規模なリストラによって
2018年以降の業績回復に期待しています。

取締役会会長Marut Arthakaivalvatee氏は損失について、
ネーショングループが所有するデジタルTVチャンネル、
NationTVとNOW26が保有するライセンスの減損を
計上したものとコメントしています。
損失額は14億3700万バーツでした。

今後、景気回復と自社内構造改革プロセスにより
コスト抑制努力を続けていることから、2018年には転換期を
迎えると期待しています。
特にデジタルプラットフォームでの事業拡大計画があり、
収入の多様化を進めていくとしています。

ネーション・マルチメディア・グループ(NMG)社はタイ証券取引所
(SET)に上場しており、英字紙、経済紙、デジタルコンテンツ、書籍、
インターネット事業などを展開しています。
売上21億8300万バーツ、純利益-11億200万バーツでした。

タイ証券取引所二部市場(MAI)には関連企業2社が上場しています。
MAI市場サービスセクターにはテレビ放送などがメイン事業の
ネーション・ブロードキャスティング
Nation Broadcasting corporation(NBC)と、
出版・新聞・印刷・教育を担当する
ネーション・インターナショナル・エドゥテインメント
Nation International Edutainment(NINE)が上場しています。
ネーション・エドゥテインメント社は1992年設立、
タイ語版ドラえもんや、週刊日本漫画雑誌『BOOM』を
出版しています。