タイ政府のタイランド4.0計画と自動化システムの導入に関して

タイ政府では中所得国の罠から抜け出し、2036年までに高所得先進国
入りを目指すため、国家戦略として「タイランド4.0」計画へ
取り組んでいます。

タイランド4.0の一環としてEEC(タイ東部経済回廊)開発を
進める地域はラヨーン県、チョンブリ県、チャチェンサオ県の
3県です。
EECでは次世代自動車、航空宇宙、スマート・エレクトロニクス、
ロボット等のオートメーションなど、10の産業を重点的に
育成していく方針です。

タイの中小企業がロボットなどを導入し自動化を図る際は
政府が税制恩典などで支援する方針も発表され、
タイでロボットを拡販できる環境が向上してきました。
タイのロボット市場は2017年現在年間3000台ほど、
そのうち2000台がロボット形状タイプ、1000台が水平移動など
ロボット自動機器です。

タイの産業用ロボット市場は自動車製造業を中心とした顧客が
多くあるために、過去10年間で劇的に拡大しました。
タイ投資委員会のデータによるとタイの産業用ロボット出荷台数
は2013年2,131台から2018年には7,500台となり、133%増加する
と推定されています。

製造業ではロボティクスとオートメーション技術が
価値創造のため重要な役割を果たしています。
タイ国内製造業は世界第2位のハードディスク製造市場、
世界第6位の商用車メーカー市場としてロボット技術と
オートメーション技術を使用してきました。

今後、人工知能、大規模データ管理、IoTインターネットを
駆使して多くの企業がインダストリー4.0に移行しなければならず、
その結果、生産性を指数関数的に向上させることができます。
タイ製造業者の50%は1~3年以内にオートメーションシステムの
導入を検討しており、中規模企業は3~5年後に準備が整い、
5年後には小規模企業も導入していくと見られています。