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タイの最低賃金は2018年4月から引き上げを発表

タイ賃金委員会は2018年1月に最低賃金改定を行ったと
発表しています。
1日あたりの法定最低賃金を5バーツ~22バーツの範囲で
引き上げることを決定しました。

過去、2013年に発足したインラック政権では、
地方も恩恵が得られるように全国統一最低賃金として
300バーツを導入しましたが、所得の高い県・低い県で
大きく開きが出ることになりました。

今回の改定で県別では3県が308バーツ、22県が310バーツ、
21県が315バーツ、7県が318バーツ、14県が320バーツ、
7県が325バーツ、3県が350バーツとなります。

最高額である330バーツはチョンブリ県、プーケット県、
ラヨーン県の3県です。
チョンブリ県、ラヨーン県はタイ東部経済開発回廊により、
巨大な投資が期待されており、高速道路拡大、高速鉄道建設、
空港整備、工業団地開発などが進むとされています。

タイ中央のバンコク都、ナコンパトム県、ノンタブリー県、
パトムタニ県、サムットプラカーン県、サムットサコーン県、
チャチュンサオ県は325バーツとなりました。
バンコク都は最高額ではなく、325バーツに収まりました。

タイ全国で最も最低賃金が低いのは、南部にあるナラティワート県、
ヤラー県、パッタニー県の3県で308バーツとなりました。

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