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タイランド4.0政策で自動化・ロボット化を進めるタイの財閥

タイランド4.0政策が進む中、自動化・ロボット化を進めるタイの
財閥が出て来ています。
タイの食品財閥チャロンポカパーン・グループ(CPグループ)と
タイ・ビバレッジ・グループでは、タイ4.0スキームに対応する
ロボット開発を計画しています。

シンガポール証券取引所(SGX)上場の酒造大手、タイ・ビバレッジ・
グループ(THBVE)では2017年12月にBevTechという子会社を
設立しました。
グループ各社を支援するためのロボット、自動生産技術および機械を
開発していく計画です。
新会社資本金は2億バーツ、同グループ内の工場経験者や企業から
約60名のエンジニアが選出され開発に加わりました。

タイ国内工場の生産性と効率性を向上させるため、
また、将来的にロボット事業で収入を得るために
他の産業にも供給していくとしてロボット製造を進めます。

チャロンポカパーン・グループ(CPグループ)ではCPオール
(CPALL)社が設立した専門大学、Panyapiwat Institute of
Management(PIM)と協力し、ロボット工学及び自動化の技術学士を
提供していく方針です。

国際ロボティクス連盟(International Federation of
Robotics)によると2018年全世界で使用されるロボットは
およそ322万台、タイでは41,600台が確認されています。

イノベーションを開発促進の手段としているタイ4.0政策の
方針に沿い、タイ国内ではロボットの採用が拡大していくと
予想されています。
このスキームは農業、サービス、中小企業、機器、インターネット、
創造的経済の6分野に焦点を当てています。

タイ・ビバレッジ・グループのディレクター兼上級副社長であり、
Oishi Group取締役でもあるPisanu Vichiensanth氏は
タイ・ビバレッジ・グループでは既に倉庫や工場で約100台の
ロボットを使用しており、この中にはOishi Groupが2017年
11月にサラブリで新規開所した飲料用第3工場のロボットも
含まれていると述べています。

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