タイのデジタル経済規模は370億USドルまで成長(Google ThailandとTemasekの調査)

Google ThailandとTemasekの調査によると、
タイのデジタル経済規模は、東南アジア2000億USドルのうち
2025年までに370億USドルに達すると予測しています。

「タイのデジタル経済は、強力なインターネットユーザー基盤と
デジタルインフラの準備が整ったため成長の変曲点にある」と
Googleタイランドの責任者、Ben King氏がコメントしています。

同氏は”Google and Temasek e-Conomy Southeast Asia”と
題した研究を引用し、タイのインターネット経済は4部門で
構成され、2015年の58億USドルから2017年には100億USドル
規模になるとしています。

4部門は電子商取引、オンライントラベル、オンラインメディア、
ライドシェアサービスです。
タイの電子商取引およびライドシェア部門は、それぞれ18億USドル
と6億USドルで2015年から倍増しました。

タイの電子商取引額は引き続き拡大する見通しで、2025年には
110億USドルに達し、2015年の9億ドルから12倍に増加すると
予測されています。

タイのオンラインメディアは2025年に8億ドルから15億ドルに
増加し、オンライントラベルでは39億ドルから55億ドルに
増加すると推定されています。

2020年にはタイに5,900万人のインターネットユーザーがいて、
2015年の3800万人から大きく増加すると予測しています。

東南アジア全体では、2015年に2億6000万人のインターネット
ユーザーがおり、2020年には4億8000万人まで増加すると
予測されています。
この地域ではモバイルインターネットに費やす時間が世界の中
でも最も高く、平均利用時間は1日3.6時間、タイ人は1日4.2時間
となっています。

2017年第3四半期時点でタイには固定電話とワイヤレスインターネット
を合わせ、4,500万人のインターネットユーザーがいます。
タイは電子決済と物流技術の準備が整っており、
これにより電子商取引の傾向が強化されると見込まれています。

また、タイは投資資金、特に東南アジアにおけるベンチャーキャピタル
を集めています。
2015年から17年にかけて130億ドルの資金を調達し、
2025年には400億~500億ドルに達すると予測されています。
課題としては、デジタルマーケティング担当者、
ソフトウェアエンジニア、モバイルアプリ開発者、
データサイエンティストを増やす必要が挙げられています。