タイ証券取引所上場のテレビ事業者はデジタル放送免許を返納する可能性

タイ中央裁判所が出した判決によると、タイ証券取引所上場の
テレビ事業者はデジタルTVライセンスを放棄することが出来ると
しています。

株式アナリストらは、同判決によって一部のデジタルテレビ
事業者がデジタルTVライセンスをNBTCタイ放送通信委員会
(National Broadcasting and Telecommunications
Commission)に返却すると予想しています。

タイ中央裁判所は18年3月、NBTCに対し損失の多いデジタル
テレビ事業者、Thai TV Co Ltd,は15億バーツ相当の
免許料残額納付の必要がないと判断しました。
同社の損害賠償要求7億バーツは認めませんでした。

Thai TV Co Ltd,のPanipa Sakulchai社長は、
NBTCによりタイ国内デジタル放送普及が遅れたために損害が
発生したとして、損害賠償と2つのデジタルテレビチャンネル
入札を無効とする主張を行っていました。

今回の裁判所の判決は双方ともに不服として上訴する方針です。
しかし、デジタルTV事業者がライセンスを返却できる場合、
負債に苦しんでいるNMGとMCOTなどがこの動きを利用する
可能性があるとしています。

タイに上場しているデジタルTV系企業には以下のようなものが
あります。
ワークポイント・エンターテイメントWorkpoint Entertainment
(WORK):番組制作
BECワールドBEC World(BEC):チャンネル3を運営
MCOT(MCOT):チャンネル9を運営
GMMグラミーGMM Grammy(GRAMMY):芸能・音楽大手
アマリン・プリンティングAmarin Printing(AMARIN):
印刷・出版大手
アールエスRS(RS):芸能・音楽大手
ネーション・マルチメディアNation Multimedia Group(NMG)
:英字紙
ニュースネットワークコーポレーションNews Network Corporation
(NEWS):ニュース番組
モノ・テクノロジーMono Technology(MONO):デジタル番組

ワークポイント(WORK)、BECワールド(BEC)、RS(RS)の3社では
2017年業績は黒字でしたが、他社は軒並み赤字業績でした。

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ASEAN JAPAN CONSULTING株式会社

情報提供: ASEAN JAPAN CONSULTING株式会社

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