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タイ国営クルンタイ銀行とTMB銀行が統合の噂

タイ政府は2018年4月、商業銀行の企業結合を促進するため、
特定の税金を低減する勅令草案を内閣で承認しました。

法案内容では、商業銀行の株主に対して商業銀行の合併や
全部事業譲渡により生じたキャピタルゲインへの課税は
免除されます。
合併または事業譲渡後の資産が4兆バーツ以上の商業銀行に
対しては100%の追加所得控除、合併または事業譲渡後の
資産が3兆バーツ以上~4兆バーツ未満の商業銀行に対しては
75%の追加所得控除の対象になるとしています。

同法律が発表された背景には、国営クルンタイ銀行Krungthai
Bank(KTB)とTMB銀行の間で潜在的な合併をめぐる憶測が
強まったことが挙げられます。

タイ政府側も国内金融機関が海外金融機関と競争出来るように
するため、商業銀行間合併を奨励する税控除と免除に関する
勅令を承認しました。

ただし、KTBとTMB双方の頭取は「合併協議計画はない」と噂を
否定しています。
クルンタイ銀行(KTB)では他金融機関との合併計画はなく、
主要株主と取締役会はタイ国内銀行合併に関する政府の
税制優遇措置についてまだ議論していないとコメント
発表しました。

クルンタイ銀行(KTB)はタイ財務省が出資する国営銀行で
タイ国内に500以上の支店、海外には東京、香港、台北を
含め12支店を持っています。

同行は1966年にAgriculture BankとMondhon Bankの
2行が合併し、Krungthai BankLimitedとして
設立されました。
ロゴマークはタイ財務省も使用するVayupaksa Bird
(バユパックサー・バード)です。

クルンタイ銀行(KTB)行の大株主は金融機関再建開発基金
Financial Institutions Development Fund(FIDF)で
55%を保有しています。
一方、TMB銀行の大株主はタイ財務省で25.9%を
保有しています。

2018年第1四半期ベースでの総資産額上位金融機関は以下の
ようになっています。
バンコク銀行(BBL)Bangkok Bank:3兆1740億バーツ
サイアムコマーシャル銀行(SCB)The Siam Commercial Bank:
3兆550億バーツ
カシコーン銀行(KBANK)Kasikornbank:2兆9940億バーツ
クルンタイ銀行(KTB)Krung Thai Bank:2兆8880億バーツ
アユタヤ銀行(BAY) Bank of Ayudhya:2兆1600億バーツ
タナチャート銀行(TCAP) Thanachart Capital:
1兆100億バーツ
TMB銀行(TMB)TMB Bank:8290億バーツ

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