タイのサイアム・コマーシャル・バンクはIT技術導入、LINEと提携

By: JoeCC BY 2.0

タイの王室系金融機関、サイアム・コマーシャル・バンク
The Siam Commercial Bank(SCB)はLINE Thailandと
提携し、ソーシャル・バンキング・プラットフォームを
提供すると発表しました。
また、IT技術による店舗訪問顧客との関係性向上を目指し、
顧客識別のための顔認識技術を導入する予定です。

同行では今後の商業銀行は顧客とより密接な関係性を維持し、
ロイヤリティの高いユーザーを集める必要があるとしています。
さらに、リアル店舗を利用したがらないデジタル顧客にリーチ
していくべきであるとしています。

デジタルチャネル開発により、タイ国内金融機関は利便性を
高めつつ、低コストで迅速なサービスを提供することが
求められています。

タイ国内のデジタルチャネルの平均取引コストは1バーツと
なっています。
これまでの伝統的なリアル支店での取引コストは60バーツ、
ATM機器での取引20バーツと比較すると大幅にコスト削減が
可能です。

また、サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)はLine Business
Connectソリューションを使用する初のタイ国内銀行となります。
法人ユーザーは預金、引き出し、クレジットカード支出など
すべての取引の無料通知を送信し、公式アカウントにAPI機能を
追加することができます。

SCBコネクトサービスを提供することにより、同行は毎年1億バーツの
収益を失いますが、顧客ロイヤルティを構築できるとしています。

サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)の2017年業績は
総資産3兆240億3200万バーツ、純利益431億5100万バーツでした。

同行では顧客セルフサービスモデルを介してデジタルチャネル開発を
進め、入金・出金などサービスの90%をデジタル化することを
目標にしています。

既存支店ではより戦略的に高所得顧客へサービス提供していきます。
これにより行員コストを削減し生産性を向上させることができます。
同行支店1,100店舗のうち200店舗は2018年末までに閉鎖予定で
IT技術による店舗リノベーションを進めます。

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情報提供: ASEAN JAPAN CONSULTING株式会社

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