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ASEAN最新動向

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タイ 洪水以降の状況

以下最近いただいたご質問です。

①タイ洪水の復旧は進んだのか?
ある日系の大手メーカーでは、中国での人件費高騰を受けて、タイで製造する
ことに切り替えようとしているが、タイの工場が復旧していないために、
コスト上昇に悩んでいるという話しを聞きました。
洪水から数ヶ月が経ちますが、日系企業の被害からの復旧はどの程度進んでいる
のでしょうか?
また、進んでいないとすればどんな原因があるのでしょうか?

結論から言うと製造工程が簡易なものを生産している企業などは復旧しているものの、
製造工程が複雑なもの、精密系はまだ復旧していないと言うのが現状です。

また想定外であった工場の立地でも再び大雨を含む大洪水が来た場合、回避が
難しい立地である場合は撤退しタイ国内の他の工業団地、または他国に
生産移管しています。

※1 カシオ計算機ニュースリリースより
カシオ計算機はタイの大洪水で2011年10月から操業を停止している現地の腕時計
工場(ナワナコン工業団地)を閉鎖する。
代替の新工場をタイの別地域に設け、年内に稼働させる。
水没した生産設備が多い上、河川近くの水害を受けやすい立地であることから
現工場の再開を断念した。

労働組合との交渉がまとまり次第実施する。 10億円に満たない額の特別損失が
出るもよう。
カシオの主力製品のデジタル腕時計「Gショック」などを生産している。

※2  タイ現地フリーペーパーNewscipより http://www.newsclip.be/news/2012223_033733.html
住友ベークライトは、半導体実装用キャリアテープを生産する
タイ子会社スミトモ・ベークライト(タイランド)の工場(アユタヤ県ハイテク
工業団地)が2011年10月のタイの大洪水で水没したことを受け、同工場の復旧を
断念し、2012年8月までに生産をシンガポール子会社スミキャリア・シンガポールに
移管すると発表した。
水没した工場は貸工場で、復旧はコスト的に見合わないと判断した。
タイ商務省によると、SBTの2010年度の売上高は14億1800万バーツ、最終利益は
2800万バーツだった。


アピックヤマダは、タイの工場閉鎖による特別損失を計上すると発表した。
固定資産およびたな卸資産並びに操業停止中の固定費等 5億7300万円を「災害による損失」、
工場閉鎖に伴う費用 1億4400万を「工場閉鎖損失」とし、総額7億1700万円の特別損失を
平成24年3月期第3四半期連結累積期間で計上する。

 

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