マレーシア 政治

9日にはマレーシアで公正な選挙を求めるグループ「BERSIH(クリーン)2.0」が
クアラルンプール(KL)市内で大規模な集会を開催しました。

発起人のアンビガ・スリーネヴァサン元弁護士会会長、与党第一党・統一マレー
国民組織(UMNO)のカイリー・ジャマルディン青年部長
マレー人権利拡大を主張する右翼団体ペルカサのイブラヒム・アリ代表の
3派の代表
民主行動党(DAP)のリム・キッシャン顧問、人民正義党(PKR)のリーダー、
アンワル・イブラヒム元副首相
汎マレーシア・イスラム党(PAS)のハディ・アワン党首など野党の大物も
関係していてマレーシアにおける既存の選挙制度改革を求めて1万人以上が
デモを行い、警官隊は催涙ガスを発砲し衝突しておよそ1700人が拘束されました。

マレーシアでは、多数派のマレー系住民を優遇する政策がとられていて、
マレー系を中心とする与党連合が、全議席の3分の2を占める状態が続いています。
マレーシアでは、早ければ2011年内にも総選挙が行われる見通しですが、
選挙制度に関して今後見直し、反発が強まる可能性もあります。

大規模デモでは、市民1人が死亡し、野党連合・人民連盟の指導者
アンワル・イブラヒム元副首相が負傷したと発表されています。

2011年内総選挙をにらんだ人民連盟と非政府組織(NGO)連合「ブルシ」VS、
ナジブ政権と与党連合・国民戦線に対する権力闘争という側面が一つ。

また選挙制度改革を前面に出していますが、その根幹は「民主化・変革要求」
となっています。

最後には、人口の66%を占めるマレー系への優遇政策(ブミプトラ政策)
に対する華僑系、インド系など少数派の不満が増加している点にあると
言えます。

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情報提供: ASEAN JAPAN CONSULTING株式会社

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