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マレーシアの無料地上波TV

マレーシアにおけるテレビ放映業者は、無料地上波キー局では国営企業による
2チャンネルと、民放4チャンネル、有料放送は3チャンネルとなっている。
マレーシアでは全世帯の 98%がテレビを所有している。

<国営>
TV1 Radio Television Malaysia(RTM)運営  マレーシア情報省(Ministry of Information)管轄
TV2 Radio Television Malaysia(RTM)運営  マレーシア情報省(Ministry of Information)管轄
<民営>
TV3 System TV Malaysia Bhd 運営
ntv7 Natseven TV Sdn Bhd運営
8TV Metropolitan TV Sdn Bhdが運営
TV9 Media Prima Bhd が運営          
上記4放送局は実質メディアプリマ(Media Prima Bhd)が運営
 
このメディア・プリマ(MEDIA)はマレーシア証券取引所(BRUSA)に上場していて
TV局経営と新聞の発行をおこなっている。
2010年度の業績では
売上 15億4600万リンギ (463億円)
純利益では 2億4200万リンギ (72億円) となっている。

メディア・プリマMedia Primaはマレーシア国内テレビ、ラジオ、屋外広告などの
メディア・広告企業。
テレビはキー局4チャンネルを運営し、
30%台の視聴率を誇るTV3(ティービー3)
首都圏カバーの8TV(メトロポリタンTV)
中華系視聴者向けのNTV7(ナットセブン)
などを運営している。すべてのチャンネル全体の視聴率は50%を超える。

日本の放送法ではTVチャンネルは1企業1チャンネル(地上波)だが、
マレー系、中華系など多民族国家ならではの業態で複数系の
チャンネルを展開可能。
2005年マレーシアの有力メディア企業であるメディア・プリマが、全国放送の
商業テレビNTV7(ナットセブン)を買収。

マレーシア国の全国放送のテレビ局は,国営放送RTMのほかは,TV3とNTV7の2局。
これに国内最大の英字紙ニュー・ストレーツタイムズを加えると、
メディア・プリマによるメディアの極端な寡占化が進むことになるとの懸念も出ている。
またインターネット広告事業も進めていてインターネット利用拡大により、
オンライン広告が2012年までにマレーシアのオンライン広告は少なくとも
10倍に増えるとの見通しを示している。

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