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ASEAN最新動向

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春節・旧正月にチャンスをつかむタイの観光業界

春節・旧正月は中国人の観光旅行シーズンになっています。
2017年は元旦が28日土曜日で、1月27日~2月2日までの長期休暇と
なっています。

以前は単身者や家族が故郷に戻る時期でしたが、中国では生活水準や
所得水準が高まり海外で休暇を楽しむ人が増えています。
中国の有名な予約サイトCtrip.comによると、2017年の休暇中におよそ
600万人が海外旅行へ行くとしています。

タイ商工会議所大学ではこの中国人休暇における7日間で549億バーツが
消費され、前年比4.5%増加になると予測しています。
観光名所訪問、記念品購入、家族へのお土産などが主要消費になり、
バンコク、またはパタヤなど東部地区への観光が多いとしています。

中国人観光旅行者数は、ゼロダラーツアー
(飛行機などを低価格にし高額のお土産を売りつける手法)禁止の
影響で、成長率が鈍化しましたが再び増加傾向にあります。

1月1日~22日までの外国人旅行者は223万人、前年比6.5%増に
なりました。
中国人一人の一日あたりの支出は昨年4,000バーツから6,000バーツに
上がっています。
中国人観光旅行者の売上は前年比14%増でした。

タイ商工会議所大学では中国人観光旅行者向けサービスとして
以下のようなサービスを提案しています。

➀インターネット戦略:旅行者の70%が小売店で買い物をし、
 小売戦略としてSNS利用が活発なためWeiboやWeChatなどの
 中国人SNSで告知や集客をしていく方法。
➁言語・中国語戦略:店舗内で中国語での接客サービスを提供する。
➂支払・決済戦略:アリペイなど中国企業の決済システム導入 

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