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インドネシアの最大資産規模のマンディリ銀行がJCBと提携

インドネシアの最大資産規模のマンディリ銀行Bank Mandiri
(BMRI)とでは、日本のクレジットカード事業会社JCBとの
パートナーシップ契約を結びました。

マンディリ銀行では日本のカード大手JCB社と日本の顧客を
獲得するため、PT JCB Internasional Indonesia社と
提携したと発表しています。
これによりJCBカード保有者はマンディリ銀行のATM機器の利用が
可能になります。
インドネシア進出の日系企業ビジネスマン、旅行者向けに
サービス拡大が見込めるとしています。

インドネシア人材省データでは日本のビジネスマンの労働者数は
中国に次いで2位であるとしています。
労働許可保有者は10,838名で13年度11,081名、12年度は12,803名で
あったとしています。
また、海外旅行者でも日本人はベスト5に入り、
今後もインドネシアへの旅行者としての増加を期待するとしています。

マンディリ銀行では徐々に、カードビジネスの成長で同社に貢献していく
と分析していて、3月末でのクレジットカード収益は3790億ルピア
であったとしています。

マンディリ銀行はインドネシア最大の国営金融機関であり、
フルバンキングサービスをインドネシア国内で提供しています。
2014年年末時点で2,312の国内支店と6つの海外支店
(ケイマン、シンガポール、香港、ティモール、上海)を
展開しています。
14年度末の総資産が855兆396億ルピア、
純利益では19兆8718億ルピアでした。
また同国内で300万枚以上のクレジットカードを発行しています。

同じく金融機関の民間銀行ペルマタ銀行PermataBank(BNLI)では、
15年度はクレジットカード取引が15~20%増になると予測しています。
同行ではインドネシアの航空大手のガルーダ・インドネシア航空
PT Garuda Indonesia(GAIA)とパートナーシップ契約を結んでいます。

PermataBankに加入するクレジットカード、デビットカード保有者は
ガルーダ航空の航空チケットを割引価格で購入できるとしています。
同行では60万枚以上のクレジットカード保有者がいるとしています。

ペルマタ銀行は2014年度の業績は総資産で185兆3498億ルピアで
純利益では1兆5869億ルピアになっています。

フルバンキングサービスを展開していて、2014年末時点で56の支店、
258サブ支店、283のシャリアオフィスなどを保有し、
1,005のATM機器となります。
旧銀行名はPT Bank Bali Tbkで2002年に変更しています。

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