タイの大手石油精製事業、タイオイルは事業拡張計画を発表

タイの大手石油精製事業者タイオイルThai Oil(TOP)が今後、
さらに10万トン規模で石油精製事業拡張を進めることを
発表しています。
新しい原油蒸留装置を建設するプロジェクトは
まだフィージビリティ・スタディを図る段階であると
しています。

2016年末までに完了予定であった同プロジェクトは2017年度まで
ずれ込む見通しです。
投資額は350億バーツ規模で原油の精製能力を高めるだけではなく、
効率性も上げるとしています。
ディーゼル燃料、航空機燃料などの生産増も可能にします。

これまでの生産能力1日あたり275,000バレルであったのを、
300,000バレルまで増加させます。
その後、新規原油蒸留装置プロジェクトが完成すれば1日あたり
400,000バレルまで上昇する見通しです。
同社では2017年の原油価格は1バレル50~55ドルへ上昇していく
と予想しています。

タイオイル(TOP)社はタイ国営石油PTT傘下の企業で、
ガソリン精製、液化石油ガス(LPG)、灯油、燃料油、ケミカル等の
石油関連製品を生産しています。
タイ国内供給先は、Shell、Caltex Oilなどです。

主に8つの事業領域、石油精製、潤滑油、石油抽出物、石油化学品、
発電事業、輸送サービス、パイプライン事業、コンサルティング事業
などを展開しています。

2015年度業績は売上で前年比24%減、2935億バーツ、
純利益では121億バーツと黒字回復しています。