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タイの上場企業、三菱電機の合弁企業カンヨン・ワタナー社が2018年3月の売上高を159億バーツに設定

三菱電機カンヨン・ワタナー社は2018年3月の売上高を159億バーツに
設定しました。
同社の主力製品はエアコンで、続いて冷蔵庫、扇風機などに
なっています。
売上高のうち60%がエアコン、23%が冷蔵庫となります。

タイ国内の家庭用エアコン普及率はまだ30%未満となっていおり、
今後は低所得者層向けに普及率の低い地方へ展開するとしています。

同社の電気製品を製造するカンヨン・エレクトリックKang Yong
Electric(KYE)社は三菱電機をパートナーとするエレクトロニクス
企業でタイ証券取引所(SET)に上場しています。
2016年度の業績は売上95億1000万バーツ、純利益8億4100万バーツと
なっています。
株主構成はMitsubishi Electric 40.8%、Phodhivorakhun Group
24.5%となっています。

三菱ブランドの冷蔵庫・扇風機・換気扇・ポンプの製造及び販売を
しています。
その他日系、欧米系ブランドの代理店を手掛け、家電製造部門では
カンヨン・エレクトリック社が担当。
販売・マーケティングではミツビシ・カンヨン・ワタナー社が
担当しています。
三菱電機も出資していて、近年はタイ国内販売不振対策でASEAN
近隣諸国へ輸出強化しています。

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