タイの野菜ジュース飲料大手、マリー・グループはキノ・インドネシアと提携


By: Wicker Paradise – CC BY 2.0
野菜ジュース飲料大手、マリー・グループMalee Group
(MALEE)はインドネシアの大手消費材メーカー、
キノ・インドネシアPT Kino Indonesia(KINO)社と
提携を発表しました。
国際的マーケットのプレゼンスを高めていくのが狙いです。
2016年フィリピンでのMonde Malee Beverage Corporation
設立に次ぎ2カ国目の投資です。
タイ国内ではMalee Kino Thailand社を設立、
インドネシア国内ではPT Kino Malee Indonesia Ltdを
それぞれ設立しました。
キノ・インドネシアPT Kino Indonesia(KINO)社は
インドネシア国内消費材メーカーで、ベビー用品、食品、飲料、
医薬品、洗剤、柔軟剤、芳香剤などを幅広く手掛けています。
1999年設立でインドネシアのバンドンに本社を置いています。
2016年度業績は売上3兆4930億ルピア、純利益1810億ルピアでした。
パーソナルケア、飲料、食品、医薬品などのブランドではAbsolute、
B&B Kids、Eskulin、Ellips、Master、Ovale、Sleek Baby、
Cap Kaki Tiga、Cap Panda、Chocofun、Tampico、Panther、
Segar Sari、Kino Candy、Snackit、Sashaなどがあります。
インドネシアは2億6000万人の人口を抱え中間所得層が著しい成長を
示し、GDP成長率は平均5%以上で成長しています。
マリー・グループはフルーツ・野菜飲料分野で豊富なノウハウを
提供して新製品開発を行い、大手パートナーとのコラボレーション
を強化し、国内外の販売チャネルを拡大します。
2016年同社はMalee Sampran社からマリー・グループ
Malee Groupへ社名変更しました。
2021年までに健康関連飲食事業成長のため15億バーツを使う
計画を発表しました。
マリー・グループの売上の約57%は国内市場に由来し、
残りはカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、
米国など40カ国へ輸出しています。
2016年度業績は売上65億7800万バーツ、
純利益5億3000万バーツでした。
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