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バンコク大量輸送システム・レッドライン延伸プロジェクト、2ラインが提案予定

タイ運輸省は2018年9月までに運輸インフラの入札を行うため、
内閣へ約265億バーツ相当のレッドライン鉄道延長計画
2ラインを提案します。

2ラインプロジェクトは2018年2月に国家経済社会開発委員会
(NESDB)に提出され、内閣で検討される予定です。
承認後、2018年7月~9月の間に入札が行われます。

提案された2つのレッドライン延伸は、190億バーツ相当の
タリンチャン駅~サラヤー駅のラインと75億バーツ規模の
ランシット駅~タマサート駅です。
タイ運輸省ではレッドラインを運営する組織にタイ国営鉄道
(SRT)を任命します。

バンコク首都圏の北部を走るレッドラインは2018年1月現在建設・
開発中で、バンコク市中心部のバンスー駅を起点とし、
北に26.4キロメートルでランシット駅まで、
西へ14.6キロメートル延び、タリンチャン駅まで、
全線高架の鉄道路線を建設する計画です。
北ライン建設は日本政府からタイ政府へ供与される円借款、
西ライン建設はタイ政府自己資金にて建設されます。

建設はイタリアンタイ・デベロップメントItalian-Thai
Development(ITD)が中心に手掛け、2020年完成予定です。
2016年には三菱重工業、日立製作所、住友商事が共同で
同ラインの機電システム設計・建設を事業主体タイ国鉄から
受注しました。

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