EC大手Tokopediaは小巡礼旅行仲介サービス「トコペディア・ウムラ」を開始【インドネシア:EC】
Eコマース大手のトコペディアは、トコペディア・ウムラと
呼ばれる独自の「巡礼旅行仲介サービス」を開始しました。
このサービスは新しいTokopedia Salam ecosystemの
一部となります。
過去数年間で大規模な詐欺によって台無しになっていた
ウムラ(小巡礼)、ハッジ(大巡礼)業界の「評判」を
改善したいとコメントしています。
トコペディア・ウムラは、さまざまな分割払いプランや
旅行パッケージを顧客に直接販売できる、許可を受けた
ウムラ旅行代理店の市場です。
※ハッジ(大巡礼)は、イスラム教五行の1つでメッカへの
巡礼の事を指す。
ヒジュラ暦第十二月である巡礼月の8日から10日の時期を
中心にメッカとその周辺地域で行われる一連の諸儀礼から
構成される。
ウムラ(小巡礼)は巡礼月以外で行われるもの。
インドネシアは世界最大のイスラム教徒人口を
持っていますが、ハッジ(大巡礼)の障壁の高さが、
ウムラ小巡礼の需要を膨らませました。
インドネシアのウムラ産業は年間少なくとも18億USドルの
価値があると推定されています。
しかしこれまで緩い規制により、ウムラ仲介事業者による
詐欺事件が多発していました。
トコペディア・ウムラには約100個のパッケージがあり、
手頃な価格からミディアム~5つ星までのパッケージオプションを
提供し、宗教省から許可を得ている20の旅行代理店と
協力しています。
今後も代理店の数は増加していく見込みです。
また、同プラットフォームは、すべてのウムラ旅行パッケージで
0%利息と「利息なし」の分割払いを提供します。
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