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セントラル・フード・リテールは投資配分を倍増することを決定【タイ:食品】

トップスマーケットTops Market、セントラルフードホールCentral Food Hall、
トップススーパーストアTops Superstoreを運営する
セントラルフードリテールCentral Food Retail Co(CFR)は、
回復の兆しが見えてきたことから、
2022年の投資予算を倍増して店舗展開を加速します。

同社の大型店担当最高執行責任者のSujita Phengoun氏は、
2020年と2021年にはそれぞれ7店舗と
8店舗しか新規出店しなかったTops Marketの大型店について、
2022年は6億7500万バーツを投じて15店舗新規出店する予定だと述べています。
この投資計画により、2022年末には大型スーパーTopsの総店舗数は
123店舗に達する予定です。

ただし、2022年オープンするTops Marketの新店舗の半分は、
従来のような大型複合ショッピングセンターではなく、
コミュニティモールに向けたものとなります。
「パンデミック期間中、大型ショッピングセンターにあるTops Marketの店舗を訪れる
買い物客の頻度は月に2回減少し、
コミュニティモールにあるTops Marketを訪れる頻度は3~4回増加しました」と
Sujita氏は述べています。
パンデミックの状況が良くなっても、
買い物客はコミュニティ・モールでの買い物を続けると思われます。

さらに、Sujita氏は、過去2年間、
新規投資を延期してきたコミュニティモールの運営会社が、
2022年、拡張を再開するだろうと述べています。

同様に、Central Food Retail社は、
Tops Marketsをそれぞれの場所の消費者に合うように様々な方法で展開しています。

また、Robinson Lifestyle Banchangに新しいTops Marketを正式にオープンし、
タイで130店舗目、ラヨーンでは2店舗目のTops Marketとなりました。

同社は、ラヨーン県が工業団地の多いタイの主要工業県であり、
また観光都市としてのポテンシャルも高いことから、
そのポテンシャルを高く評価しています。

また、ラヨーン県や近隣県の消費者は高い潜在力と購買力を持っているとのことです。
観光スポーツ省によると、ラヨーン市は2022年1月に16万1000人の観光客を迎え、
前年同期比309.73%増となりました。

さらに重要なのは、同県では3つの空港を結ぶ高速鉄道プロジェクトが計画されており、
政府、地元コミュニティ、民間企業が連携して地方を共同開発していることです。

Robinson Lifestyle BanchangのTops Marketでは、18,000以上の商品を取り扱っており、
店内には7つの新しいショップインショップのコンセプトストアがあります。

2022年最初の2ヶ月間の大型Tops Marketの売上は前年比5%増で、
昨年は1~2%増に留まりましたが、
2022年を通してこの売上増加の勢いを維持する見込みです。

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