タイのサイアムラチャタニーは、2025年売上目標を15%以上に引き上げ【タイ：専門サービス】

タイのアウトソーシング大手、サイアムラチャタニSiamrajathanee (SO) では、2025年後半に同社が4つの主要事業において新規顧客の獲得に注力すると発表しました。

4つのコア事業は、SO PEOPLE(人材採用)、SO WHEEL(車両管理)、SO GREEN(環境サービス)、SO NEXT(ソフトウェアおよびデジタルシステム開発)です。
今後、建物技術者の採用事業を新たに加え、フルサービスの提供を拡大する予定です。

同社は、2025年末の受注残高が22億バーツから24億バーツに増加すると予想し、2025年の売上は受注残高の約90％を計上すると見込んでいます。

また、2025年の売上成長目標を従来の10～13％から15～20％に引き上げ、30億バーツに達する見通しで、2025年の純利益が過去最高記録を更新すると予測しています。
2024年の売上高は25億8,464万バーツでした。

同社では「戦略的にアウトソーシングサービスを拡大し、金融、エネルギー、政府、サービス業など高成長が期待できる業界の顧客を対象としています。

2024年末までに新規顧客の割合を20％以上に増やすことを目標としており、単なるサービス提供者から『戦略的パートナー』へと役割を高め、『Trusted Partner & Delivering Excellence』の理念のもと、柔軟性を持ち、タイの企業が地域レベルで競争力を持てるように推進している、としています。

2024年度業績は売上25億8400万バーツ、純利益1億5300万バーツでした。